宝石みたいです

今まで興味がなかったエケベリアも育ててみることにしました。

 

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エケベリアとしては初仲魔のラウイ(Echeveria laui)

かすった程度でも白い粉?が落ちていきます。

宝石を扱うように慎重に植え替えをしましたが、写真のように傷がついてしまいました。

なるべくなら、さわりたくないものです。

 

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横から見ると植え替え時の傷が目立ちます。

 

片方はサボテンおじさんのところ、もう一つは趣味家の方から。

LEDと自然光どちらがきれいに育つか試したくて2つ平行で育てることに。根の動きをよくするため、2週間くらいは同じ場所で管理してそれからLED栽培に移ろうと思います。

根が細かすぎるし、葉もさわると汚れるしで繊細な植物だなというのがエケベリア知識ゼロの感想です。

一番嫌いな害虫、ハダニに弱そうですがサボテンおじさんも趣味家の方もハダニにやられたことないとのこと。健康に育てれば大丈夫ということなのだろうか?

 

 

 

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これくらいになれたらいいなと思って育てます。

 

 

 

 

 

 

 

 

実生

育てているサボテンたちの種が発芽しました。

前に長野のサボテンクラブで種の撒き方を教わったので、再現できることはそっくりそのまま真似ました。

 

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発芽したサボテンたち

 

7割自家採種、他はタイ輸入や趣味家の方、元々結実していたサボテンが連れてきたもの。

発芽率に差はあるのかな?と思っていましたが今のところ8、9割は大丈夫なようです。

芽が出る期間は3日〜1週間、最大1ヶ月かかるそうです。(昔の本の情報)1ヶ月経ったら正確な割合が出ると思います。

最速で発芽したのは兜丸(趣味家の方から頂いたもの)。ビリはオベサでした(殻みたいのを破らないといけない?)

 

撒いた種は

鸞鳳玉 Astrophtum myriostigma

兜丸 Astrophytum asterias 

連山 Ariocarpus fissuratus var. lloydii

緋冠竜 Thelocactus hexaedrophorus var. fossulatus

烏羽玉 Lophophora williamsii 

ユーフォルビアオベサ Euphorbia obesa

 

親木たち(1例
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鸞鳳玉(一番好きなサボテンひたすら仲魔にしています)

 

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連山(種を持ってやってきました。花は寒くなると咲くらしい)

 

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烏羽玉(受粉を手伝わなくても勝手に結実する)

 

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緋冠竜(手前のもの。結実したまま仲魔に)

 

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オベサ(熟すと種がどこか遠くに飛びます)

 

兜丸は親木サイズをあまり持っていないのと開花時期がぶつからず、自家採種ができませんでした...

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兜丸(かなり高温を好むのか、強い光線が必要なのかわかりませんが室内班はまず満開になる方が珍しい結果に。室温最高32度)

 

種のほとんどはランポーの種で、きれいな親とへんてこな親、特徴のある親と考えて受粉したので少し変わったサボテンになって欲しいです。

 

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サボテン園では不細工枠にされていたけど、個人的にはかわいくみえるランポー。シドニアの騎士のつむぎっぽい。彼女?は断続的に花を咲かせて受粉を手伝ってくれました。

 

長野のサボテンクラブで教わった方法や撒く前の準備は別の日記に書こうと思います。

 

 

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まだ、たくさん種があるのでまた播種していきます。

 

 

 

砂漠のバラ

 

梅雨みたいな天気にまた変わり、植物の動きがゆっくりになったかと思いきや、帰ってくるとアデニウム・オベスム(Adenium obesum)が一輪花を咲かせていました。

 

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砂漠のバラと呼ばれるらしいですが、どちらかと言うと陽気な花にみえます

アロハシャツが似合いそうです

 

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晴れ間がないので、一輪だけ咲いた?

 

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ピンぼけしてます。

雄蕊?がたらんとしている

 

光量は1万ルクスくらいの天気だと思いますが、咲くようです。(簡易ビニールハウス内)

 

アデニウムが大丈夫そうだったので、少し前にパキポディウムも半分外に出しました。

夏は日向ぼっこ棚に太陽光が差し込まないので光量不足です。ついでに外に出しておきます。

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落としたショックで約2ヶ月動かなくなった、カクチペスはまた花を咲かせようとしています。(少し前に花を一度咲かせました)

水も飲むようになり元気になりました。

うちにいるパキポディウムの中では、反応がわかりやすくタフなので、管理がしやすいです。

 

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手乗りグラキリスも外に。

今まで室内だったので黒の寒冷紗をかけてゆっくり外の光になれさせていきます。

農業ビニール+白寒冷紗+ポリカ+黒寒冷紗なので、光量まったりの環境。

葉先が黄色くなってるのは水やりが少ないのが原因のようです(塊根部がやせないと水をあげないので室温35℃の日が続いても10日に一回くらいの少なさ)

 

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太陽が待ち遠しいですね

 

 

 

 

よく水をのみます

初めての植物、アデニウム・オベスムが最近よく水をのみます。

何度も引っこ抜かれたり、試行錯誤で大変な目にあっていますが深鉢にしたら、調子がよさそうです。

 

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現在の様子。

一時は丸はげ一歩手前でしたがだいぶ育ちました。

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3月頃

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最初21/12月頃

 

たくさん葉が出ているせいか、蒸散が激しく、うちにいる植物の中で一番水やり頻度が多いです。(2日に一回ペース)

梅雨の終わり頃、塊根部分がげっそりへこんだので(押すとべったら漬けみたいなさわり心地)病気かと思って引き抜いたところ、底土に根が張って引き抜けないくらい元気だったので、ただの水不足とわかりました。

水をたっぷりあげて、屋外から室内の明るい日陰に置いて塊根部分を回復させ、また屋外に置いていますが今のところ問題なさそうです。

漬け物くらい柔らかかったのに硬球ボールくらい硬く張りが戻るので不思議だなと思いながら水やりをしています。(三日に一回だとへこみます)

 

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花も咲きそうです。

 

 

 

 

夢の島へ

ISIJ・国際多肉植物協会が催しものをやるということで、夢の島の植物園に行った。

ここに来るのは小学生以来だ。

当時、ゴミの島と呼んでいたのを覚えているし、毎週ではないけれど、ちょくちょくこの植物園の向かいの野球場で野球をしていたので、勝手な愛着が湧いていた。

野球チームに所属していた時、走りと体力しか取り柄がなく。あまりいい思い出はなかった。いつも、『道路を挟んだ向こうは天国でここは地獄だ。』と思ってフェンスから天国の方を見ていたのを覚えている。

 

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この道路の右手が植物園で左手は球場やスポーツ施設がある。

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こちらが植物園側

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反対は野球場や競技場がある。

 

植物園に至るまで、広い公園を通る。ここはあまり記憶にない。

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公園入り口に無造作に植えられた植物。

アーチェリー会場の先を越えると植物園が見えてきた。

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遠目に見える植物園。

 

敷地内には大きなアガベ?や団扇サボテンがポンポンと生えていた。

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花芽が上がっているアガベ?(下の葉がないのでパイナップルみたいに見える)、花が咲いたらニュースになるだろう。


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今までだったら、一瞥するだけで対して気にもとめないが、今は近くに寄って観察をする。

手入れが行き届いているのか、元気なのかわからないがカイガラムシなどは見当たらなかった。元気そうなサボテンチーム。

 

館内に入ると区民館と図書館を混ぜたような雰囲気、途中アロワナが泳いでいたり不思議な空間だった。奥に進み、ガラスドーム内に入る。

 

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ドーム内はかなり高さがある。熱帯植物園的な紹介だったと思うが室温は30度程度であまり暑くもなく湿度もそんなになかったように感じた。

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いろんな植物が開花していたり実を作っている。

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滝の裏を通って先へ

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当ると痛そう

 

奥に進むと葉っぱだけで自分より大きい植物たちが生い茂っていた。

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見上げるコーナー、みな背が高い。

メインのガラス温室は見終わり次のブースへ。

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食虫植物コーナーがあった。ものすごくたくさん虫を食べてくれるなら栽培したいがそうではなさそう。
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見終わって下の階にいくと、お香のような匂いがした。

釣られてその方向を進むとお香解説コーナーがあった。関連性がよくわからないが他に小笠原コーナー、人形お泊まりコーナーなどあった。予想外のことを紹介するのはいいと思う。

好きな情報だけを見聞きし、興味がないことは素通りしてしまいがちの自分にとって、このようなきっかけは希少だ。

 

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小笠原の伝統的なゴムサンダル。

苗字を彫る文化があるらしい。カラフルでクロックスとかより美しいと思う。

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ぬいぐるみお泊まりコーナー。

自分の好きなぬいぐるみを植物園にお泊まりさせるらしい。かなり謎だが、間違いなく楽しいだろう。

 

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最後に国際多肉植物協会の催しスペースへ。

夢の島に行くきっかけを作ってくれてありがとうございます。

 

夏を思わせる大きな雲を見ながら帰っていると寄り道をしたくなり、錦糸町のサウナ、楽天地へ。

ベンチに座って窓を見ると、大きな鳥が螺旋状に舞い上がりながら、哭いていた。

蜃気楼のような一日だった。

 


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兜丸の療養日記

昨日、同じ内容の日記を書いてアップロードしようと思ったら中身が白紙になっていたので、思い出しながら書き直しました。

 

カイガラムシかワタムシかよくわからない幼虫の群れに襲われて、薬湯に何度も浸けられたり、根っこをバサバサ切られた兜丸が膨らんできました。

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三日前の療養兜チーム(左が幼虫に、右は空気の抜けたソフトボールみたいだったもの)

 

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4、50日前の二人。写真だとわかりにくいですが幼虫攻撃を受けた方は頭が真っ平らでした。

 

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頭が真っ平らで、持つとふかふかしていましたが気付いたら、もちもちと膨らんできました。

植え付け角度が悪かったのもありますが、根っこの生え方のせいかピサの斜塔のように傾いています。(薬湯に何度も浸けられたり、殺菌スプレーをかけられたせいもあって、くすんだ白に...)

 

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今日の斜塔兜。頭を持つとややぐらつくので根はまだまだのよう。だいぶ根をカットしたのでしょうがない。

水を吸ってることに感謝です。

 

置き場所を簡易温室(最高30度/湿度50%)から日向ぼっこ棚(最高27度/湿度40%)に匙を投げ気味に環境変化させましたが、かえってよかったのか連休中の晴れ間がよいのか原因は不明ですが、一気に膨らみました。

元気な植物を育てるのもいいですが、半病人を元気にさせるのもうれしい事がわかりました。

 

このかぼちゃだか煮っ転がしだかよくわからない、丸々したサボテン・兜丸は変化がわかりにくく、やや気難しい感じがしましたが、試行錯誤の環境でも育つ片鱗を見せてくれたのでほっとしました。

 

 

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ゆっくりでもいいので、元気に育って欲しい

 

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ふかふかソフトボールの方は、1週間ほど前に花を咲かせました。

花を見せてくれてありがとう

 

 

富士山の麓にて

二日前、新富士で植物の即売会があったので行った。

 

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会場のふじさんめっせ

 

朝早くに起き、日の出時刻が早くなっていることや早朝は流石に冷える事に気づく。

会場には新幹線で行った。

東京駅に着くと、旅行者や帰省する人で朝からすごい人だった。

ひかりやのぞみは止まらず、こだまだけが会場の新富士駅に停車するので、新幹線の時刻表を初めて使う。

 

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だいたい90分くらいかかるので、Netflixを見ながら時間を潰し新富士

 

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あまり人はいないだろうと思っていたが、一時間前に来て150番目だった。

最終的に開場時刻までに400人弱並んでいたと思う。

 

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対策のため、紙の裏に名前と住所を書き検温をして入場。

 

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お昼時にはブースの人はお弁当を食べながら来場者とやりとりしていた。


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国際多肉協会のイベントよりほのぼのとしている。

 

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品評会の植物
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競りに出される植物

 

競りまで待っていようかと思ったが、疲れを感じ帰路へ。

 

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焼き芋みたいな包みに入れられるオベサ

 

遠出は疲れます。