なるほど柱育成記

初めての長野遠征で仲魔になった、なるほど柱の育成記録

 

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仲魔になったばかりのなるほど柱。5月下旬

トリコセレウス なるほど柱(珍宝閣)

Trichocereus macrogonus f.monst.

信州西沢サボテン園で仲魔に、大稜柱のモンスト(突然変異)でツヤツヤの緑のイルカみたいになったサボテン。

 

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大稜柱はこんな姿らしい(Wikipediaより)

かなり姿形がかけ離れている。

なるほど柱の性質を知るために大稜柱を調べてもあまり育成記録はなく、なるほど柱より控えめな人気のようだ。

 

育成環境

室内LED育成:光量4〜3万lx、日照時間12h程

温度:最高38〜最低24(LEDが落ちたら温度を下げる、床は育苗マットで暖かいが気休め程度)

風:日中は換気、夜間はサーキュレーターによる攪拌

湿度:最高60最低30平均50台

用土:赤玉主体のもの

水やり頻度:初期は1週間に一度冠水だったが、ある理由により10〜2週間に一度

肥料:マガァンプ少量

 

 

 

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7月上旬の状態。気持ち背が伸びて頭が太くなった。

底土が乾き切ってから触診し、柔らかくなったら冠水していたが見るたびに痣ができていることに気付いた。(画像真ん中くらいの黒い点)

調べてみると炭疽病っぽいがサボテンおじさんに相談すると「生理的なものに感じるからそのままでいいのでは?」というアドバイスをもらった。自分もそのままでいいんじゃないかなと思ったので特に何もせずに様子見。

 

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1週間経つと黒点部分は瘡蓋のようになっていった。

この黒点はどうも冠水後に発生しているように感じ、これ以来冠水の頻度を落とすことにした。

元々、辛めの水やりだったがさらに辛めにしてもこのなるほど柱は丈夫なようでこの時点で頭を握って持ち運べるほどだった。

 

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さらに1ヶ月経つと子株が生えてきた。8/28

自分の記憶の中ではあんまり成長していないイメージだったが初期の時と比べると、長くなったようである。写真を撮るのは些か面倒ではあるが成長過程がよくわかるので、みんなの写真を定期的に撮ろうという気になった。

 

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9/14のなるほど柱。

子株がのびのび伸びていく。

成長が遅いという評判だが、意外と伸びていく。

 

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丈夫です