夢の島へ
ISIJ・国際多肉植物協会が催しものをやるということで、夢の島の植物園に行った。
ここに来るのは小学生以来だ。
当時、ゴミの島と呼んでいたのを覚えているし、毎週ではないけれど、ちょくちょくこの植物園の向かいの野球場で野球をしていたので、勝手な愛着が湧いていた。
野球チームに所属していた時、走りと体力しか取り柄がなく。あまりいい思い出はなかった。いつも、『道路を挟んだ向こうは天国でここは地獄だ。』と思ってフェンスから天国の方を見ていたのを覚えている。
この道路の右手が植物園で左手は球場やスポーツ施設がある。
こちらが植物園側
反対は野球場や競技場がある。
植物園に至るまで、広い公園を通る。ここはあまり記憶にない。
公園入り口に無造作に植えられた植物。
アーチェリー会場の先を越えると植物園が見えてきた。
遠目に見える植物園。
敷地内には大きなアガベ?や団扇サボテンがポンポンと生えていた。
花芽が上がっているアガベ?(下の葉がないのでパイナップルみたいに見える)、花が咲いたらニュースになるだろう。
今までだったら、一瞥するだけで対して気にもとめないが、今は近くに寄って観察をする。
手入れが行き届いているのか、元気なのかわからないがカイガラムシなどは見当たらなかった。元気そうなサボテンチーム。
館内に入ると区民館と図書館を混ぜたような雰囲気、途中アロワナが泳いでいたり不思議な空間だった。奥に進み、ガラスドーム内に入る。
ドーム内はかなり高さがある。熱帯植物園的な紹介だったと思うが室温は30度程度であまり暑くもなく湿度もそんなになかったように感じた。
いろんな植物が開花していたり実を作っている。
滝の裏を通って先へ
当ると痛そう
奥に進むと葉っぱだけで自分より大きい植物たちが生い茂っていた。
見上げるコーナー、みな背が高い。
メインのガラス温室は見終わり次のブースへ。
食虫植物コーナーがあった。ものすごくたくさん虫を食べてくれるなら栽培したいがそうではなさそう。
見終わって下の階にいくと、お香のような匂いがした。
釣られてその方向を進むとお香解説コーナーがあった。関連性がよくわからないが他に小笠原コーナー、人形お泊まりコーナーなどあった。予想外のことを紹介するのはいいと思う。
好きな情報だけを見聞きし、興味がないことは素通りしてしまいがちの自分にとって、このようなきっかけは希少だ。
小笠原の伝統的なゴムサンダル。
苗字を彫る文化があるらしい。カラフルでクロックスとかより美しいと思う。
ぬいぐるみお泊まりコーナー。
自分の好きなぬいぐるみを植物園にお泊まりさせるらしい。かなり謎だが、間違いなく楽しいだろう。
最後に国際多肉植物協会の催しスペースへ。
夢の島に行くきっかけを作ってくれてありがとうございます。
夏を思わせる大きな雲を見ながら帰っていると寄り道をしたくなり、錦糸町のサウナ、楽天地へ。
ベンチに座って窓を見ると、大きな鳥が螺旋状に舞い上がりながら、哭いていた。
蜃気楼のような一日だった。