ネジラミ その2
ネジラミ?かネコナカイガラムシ?なのかわからないが、元気がないことだけははっきりしているサボテン・兜丸をサボテンおじさんのところに連れて行った。
ついでに白い粉が付いているサボテンと飢餓状態の接木サボテンも連れていく。
サボテンおじさんのところに着くと早速、台の上で兜丸は引っこ抜かれ診察される。
動物病院のよう
診断結果はネジラミとカビであった。
ネジラミの対応方法は、まず歯ブラシなどで削ぎ落としてから薬液につけ、乾燥するだけだそうだ。白くなった部分は治らないらしい(聞き間違えかもしれない)
先にブラシで落とす工程はそのまま漬けても、虫の表面が鎧のようにコーティングされているので漬けても弾いて効かないからとのこと。
簡単な除去方法だが、虫の性質を知らないとわからない方法だなと思った。
説明を受けながら、病気のサボテン兜丸は鋏で根を切られていく。
根を切り進めていくと油絵の具のようなべっとりとした赤い液体が出た。
前に自分で治療したものとは状態がだいぶ異なっていた。
「赤い部分が本体に到達するとサボテンは死んでしまうからね」と説明を受ける。
導火線に火が付いた爆弾のようだ
ギリギリまで根を切られ、患部を乾燥するため二階にぽんと置かれる兜丸
乾燥しきったら、根を下にし根が生えてくるのを待って植え付けるそうだ。
自分の環境では温度が足りないので、サボテンおじさんが管理して入院することになった。
お見舞いにまた来ます。
初心者には難易度が高すぎる病気と虫のタッグ技だったので、診てもらえるサボテン園があってよかった。
ついでに持っていった天平丸はネジラミでもなんでもなく、殺菌剤かなにかだろうという診断される。
ネジラミじゃなくてよかった
飢餓状態の接木サボテンは水不足なだけという診断。
最後に、「こういうのは経験だからとにかく育てなさい」
と同じくらいの大きさの兜丸を譲ってもらい帰路へ。
帰りは、少し離れた場所にあるラーメン屋さんに寄ってラーメンを食べて帰った。
また会う日まで
咲きそうで咲かない
また雨が降って、寒いのでみんなの観察だけをした。
ベランダチームの接木、ランポーの咲きそうにない花芽をむしっていく。
一気に水をあげたのか身割れした傷がある接木のランポー。
彼らは急に水をたくさんもらうと受け止めきれず、裂けてしまう。
種ができなかったり、咲きおわった、咲き損ねた花芽は少しさわるとホロリと取れる。
エクノプシス・メラノポタミカという日本名がないサボテンの頭がやや黒く気になる...
病気ではないといいのだが...
名前が呪文のようで覚えにくい
ベランダチーム寒すぎます
咲きそうで咲かない室内班
ふかふかで半病人だった兜丸が元気になってうれしいです。
温度が足りないのか満開になりません
暇なので、だいぶ前に買ったビニールを切り貼りして簡易温室の密閉度を高める
見栄えは悪いがないよりましだろう
花が咲くのかと期待していたロフォフォラ。
花ではなさそうな何かが日増しに大きく...
雨だと土いじりできないかわりに観察が捗ります
サボテンの蜜
昨日は、恐ろしい寒さと雨で土いじりができなかった。
暇なので、ベランダ組のサボテンを観察する。
名古屋の犬山近くにある小林カクタスというサボテン園で譲ってもらった、サボテン。
園主のおじさんに聞いても「忘れた!」とのことだったので、なんというサボテンかわからない。
日の出丸というのに似ているがどうなんだろう?
よく観察するとアレオーレの上あたりに、雫のような液体が現れていた。
棘の上辺りに蜜らしいなにかが。
虫かなにかの排泄物だろうか?とGoogleで調べると蜜の類いらしい。
好奇心から指でさわってみると、粘度が高く3回洗っても指はベタベタのままです。
重油のようだ。
放っておくと、悪さしそうなので綿棒でぐりぐりして取り除く。
本に載ってないことが平気でおきます。
理由があって蜜を出していると思うので、なぜなのか知りたいです。
寒くて天気も悪いと、
植物も自分も調子が出ません。
種の自家採取ができました。
サボテンにとっては大変失礼だろうけど、ナメクジみたいな変な花がずっとついていて、気味が悪いなと思い、1ヶ月以上放置していたサボテンがいた。
流石にこのままは放置はよくないと思いピンセットで取ってカッターで中を割いてみた。すると中に種が入っていた。
とんだ見当違いだったようです。
これの中に
ゴマより小さい種が入っていた。
若干甘い匂いがするので、蟻とか鳥に運んでもらうスタイルなのだろうか?
奥がお母さんのマミラリアの銀紗丸、手前がお父さんのマミラリア・ブカレンシス。
悪魔合体なので、どんな見た目になるか想像できない。
どちらも普及種で希少性はないが、初期メンバーなので気に入ってる。
特にブカレンシスはサボテンクラブでとんでもないのを見たので自分のもあれくらいになったらなと思っている
おそらく小学生より重たいと思う。
ユーフォルビアオベサも結実していそうだが、どのタイミングで採取すればいいかわからないので、上にお茶パックの帽子を被せて種の爆発予防をしておいた。
ソニックザヘッジホッグみたいなランポーも結実した雰囲気を出している。
へんてこです。
本当はこのランポーの親戚である兜丸の種まきを本格的にやりたいのだが、海外に注文した種も遅れているし、うちにいる兜丸たちはなかなか咲かない。ランポーよりずっと高温を好むようなのでそれが原因で咲きにくいようだ。
それとも開花期間が長いのだろうか
唯一咲いた、兜丸。
とても好きだが、育成が難しいとサボテン名人たちは口を揃えて言うので難しいのだろうけど挑戦したい。
銀紗丸の上を探索しているてんとう虫っぽいなにか
サウナ室内で心が静かになるのと同じように植物たちを観察していると心が静かになるので、彼らを育て初めてよかったと最近つくづく思う。
おそらく種
ネジラミ その1
日記の更新頻度が落ちている。
ただ、下書きには20個くらい溜まっている。
自分は感情を優先して動いてしまうので、読み返すと恥ずかしい物や、文章力が壊滅的にない事もあって、何を書いてるのかわからないのもある、そういうのを寝かせ続けて下書きだけがどんどん溜まっていく。
本にするならともかく、日記なので最低限読めればいい気がする。
当初の目的である、継続する事とこれ以上文章力が低下しないためのトレーニングとして続けたいものだ。
本題に入ります。
※虫が苦手な方はこれ以上見ないでください。
新しい外敵、ネジラミあるいはネコカイガラムシを見つけた。
このネジラミ?ネコカイガラムシというのは根っこに白い粉末、カビ、なんか白っぽいやつで植物の元気を奪うそうだ。
植え替える時に根っこが真っ白だと気を失いそうになる。
この悪魔は特有の揮発性の臭いを発し、例えるとゴボウのような臭いという話を聞いたが、植物を引っこ抜くと全部ゴボウの臭いに自分は感じる。
土の匂いとゴボウの匂いの違いが自分にはわからないようだ。
ハダニやカイガラムシ、アブラムシは地上にいるので見つけやすく、ルーペで観察する余裕があるが、このカビみたいな白いやつは生理的に苦手だ。
小さい上に、どこからどこまでが虫かわからないしウィルスのように周りに感染しそうで触りたくもない。
スーパーロボット大戦というゲームで例えるとハダニとかは単体攻撃だが、このネジラミは敵がいきなり使ってくるMAP攻撃のようだ。
※被害に遭った株を載せます。気分が悪くなると思うので、苦手な方はブラウザバックしてください。
おそらく奴らにやられた兜丸。だいぶ掃除したので白い部分は控えめになっている。
自分は兜丸が好きなので、これを見た時パニック状態になった。
スマッシュブラザーズの爆発寸前のボム兵みたいにあたふたして、いつも通ってるサボテンおじさんに「おじさんは長文メール苦手だろうな」と思いつつも感情を抑えきれず、朝の7時くらいに長々と送った。『ひとまず土に埋めて持ってきてください』と簡潔にメッセージが送られてきたので、少し落ち着いた。
自分の検索の仕方が悪いのか、この土の下にいる悪魔たちを駆除するはっきりとした情報は見つけられなかった。
オルトランが聞くという話もあれば、オルトランに悪魔を倒す成分はないという話もあるし、Aの薬がいいとあれば、Bしか効かないとめちゃくちゃな情報しか出てこない。
この悪魔たちは乾燥を好むので、園芸の主流である植物にはあまり関係ないようで、植物YouTuberも取り上げていない。
そこで、サボテン名人たちの昔のHPを見るとダイシストン?粒剤が滅法効くし他の悪魔たちにも効く万能な薬だとわかった。
ところが、だいぶ昔に販売中止になっており、代替品も出ていなかった。
先日、墓参りついでに名古屋近郊にある、三河サボテン園の園長Dさんにこの画像を見せて教えを乞うと「これはネジラミだろうね、ごしごし洗えば問題ない。それにあまり悪さをしないよ、うちにもいっぱいいるよ。ガッハッハ」
と頼れるアドバイスを聞いて、なら大丈夫か。と肝心の薬や具体的な方法を聞くのを忘れてしまい、帰宅して持ち帰った株に悪魔が潜んでいて、また一日中パニック状態だった。(薬の名前を教えてもらったのを思い出したが使い方を聞くのを忘れた。薬の名前はトランスフォームフロアブルという)
持ち帰った株。健康そうだが、根っこは白く薬剤なのか悪魔なのか見分けがつかない。
以前のハダニはネットに情報が集まっていたので対処できたが、この悪魔についての対処法は先駆者たちの対策法があまりに簡潔でどうすればわからなかった。
おそらく、簡単な作業で除去できるので詳しく書かなかったのだと思う。
まるで、江戸後期に保存が効くパンを軍隊の携帯食にしようとして、海外の料理本をひたすら読んでも、当たり前の事なので書いておらず作るのに苦労した話みたいだ。(ご飯の炊き方を丁寧に説明する料理本が少ないように)
些細なことで退治できるのだと思うが、初心者の自分はパニックになって右往左往して疲れ果てている。
解決したらごしごし洗えば問題ない!という気持ちになっているだろう。
対処方法を学習したら続きを書こうと思う。
花殻摘み
3週間ほど前に仲魔になったロフォフォラ。
花が咲いたあと、そのままにしていたがきれいにしてあげた方がいいらしいので掃除をした。
咲いていた時の様子
今の様子
植え替えをして、水をたっぷりあげているので徐々に膨らんでいる気がする。
最近は攻めの水やりを心掛けている。
ぬいぐるみみたいな毛に指を当てて、花殻を取り除いていく。
取った花殻
毛を抜かないように、一つ一つ毛に指を当てる慎重で地味な作業だが結構楽しい。
黙々とできる。
受粉していたのか、種のような物も毛に包まれていた。
種っぽいなにか虫ではありませんように
種の実物を見たことがないのでゴミかもしれないが集めた。
他にもある種と一緒に植えてみることにする。
毎週、行事があるので仲魔集めに躍起になっているが、観察する楽しさを思い出した。
花と水やり
日々、どんどん暖かくなっていき、毎日誰かしら花を咲かせてる状態になって、「今の環境で良さそう」とほのぼのしていたら、今日の暖か過ぎる天気と強い日差しで日向ぼっこ棚のパキポチームに異変が生じていた。
下段で花を咲かせているランポーと遊んでいたら上段のパキポディウム・グラキリスに異変。
暑さと日中の乾燥、強くなった日差しで一気に体力を消耗したグラキリス。
もともと、くぼみのある子だったがここまで深くはなかった。
触診をすると今までで一番、飢えを感じる感触。
持ち上げてみると軽く、二日前に水をあげたのにカラカラになっていた。
身体の大きさに反して、かなり葉を展開している株なので、エネルギーを他の株より使うのだろう。
たっぷりの水やりをするのがまだ怖く、丈夫な柱サボテン以外はほとんどしたことがない、いつもの鉢の周りをぐるりとあげるだけの守りの水やりをそろそろ見直さなくてはいけないようです。
今までは、種属毎に水やりスケジュールを組んでいましたが、株毎の体調を見てあげて、一人一人ペースを考えてあげる事も必要に....
終わりのないデフェンスもおしまいです。
水やり難しいです。
毎日、花に囲まれて油断していました。