ネジラミ その1
日記の更新頻度が落ちている。
ただ、下書きには20個くらい溜まっている。
自分は感情を優先して動いてしまうので、読み返すと恥ずかしい物や、文章力が壊滅的にない事もあって、何を書いてるのかわからないのもある、そういうのを寝かせ続けて下書きだけがどんどん溜まっていく。
本にするならともかく、日記なので最低限読めればいい気がする。
当初の目的である、継続する事とこれ以上文章力が低下しないためのトレーニングとして続けたいものだ。
本題に入ります。
※虫が苦手な方はこれ以上見ないでください。
新しい外敵、ネジラミあるいはネコカイガラムシを見つけた。
このネジラミ?ネコカイガラムシというのは根っこに白い粉末、カビ、なんか白っぽいやつで植物の元気を奪うそうだ。
植え替える時に根っこが真っ白だと気を失いそうになる。
この悪魔は特有の揮発性の臭いを発し、例えるとゴボウのような臭いという話を聞いたが、植物を引っこ抜くと全部ゴボウの臭いに自分は感じる。
土の匂いとゴボウの匂いの違いが自分にはわからないようだ。
ハダニやカイガラムシ、アブラムシは地上にいるので見つけやすく、ルーペで観察する余裕があるが、このカビみたいな白いやつは生理的に苦手だ。
小さい上に、どこからどこまでが虫かわからないしウィルスのように周りに感染しそうで触りたくもない。
スーパーロボット大戦というゲームで例えるとハダニとかは単体攻撃だが、このネジラミは敵がいきなり使ってくるMAP攻撃のようだ。
※被害に遭った株を載せます。気分が悪くなると思うので、苦手な方はブラウザバックしてください。
おそらく奴らにやられた兜丸。だいぶ掃除したので白い部分は控えめになっている。
自分は兜丸が好きなので、これを見た時パニック状態になった。
スマッシュブラザーズの爆発寸前のボム兵みたいにあたふたして、いつも通ってるサボテンおじさんに「おじさんは長文メール苦手だろうな」と思いつつも感情を抑えきれず、朝の7時くらいに長々と送った。『ひとまず土に埋めて持ってきてください』と簡潔にメッセージが送られてきたので、少し落ち着いた。
自分の検索の仕方が悪いのか、この土の下にいる悪魔たちを駆除するはっきりとした情報は見つけられなかった。
オルトランが聞くという話もあれば、オルトランに悪魔を倒す成分はないという話もあるし、Aの薬がいいとあれば、Bしか効かないとめちゃくちゃな情報しか出てこない。
この悪魔たちは乾燥を好むので、園芸の主流である植物にはあまり関係ないようで、植物YouTuberも取り上げていない。
そこで、サボテン名人たちの昔のHPを見るとダイシストン?粒剤が滅法効くし他の悪魔たちにも効く万能な薬だとわかった。
ところが、だいぶ昔に販売中止になっており、代替品も出ていなかった。
先日、墓参りついでに名古屋近郊にある、三河サボテン園の園長Dさんにこの画像を見せて教えを乞うと「これはネジラミだろうね、ごしごし洗えば問題ない。それにあまり悪さをしないよ、うちにもいっぱいいるよ。ガッハッハ」
と頼れるアドバイスを聞いて、なら大丈夫か。と肝心の薬や具体的な方法を聞くのを忘れてしまい、帰宅して持ち帰った株に悪魔が潜んでいて、また一日中パニック状態だった。(薬の名前を教えてもらったのを思い出したが使い方を聞くのを忘れた。薬の名前はトランスフォームフロアブルという)
持ち帰った株。健康そうだが、根っこは白く薬剤なのか悪魔なのか見分けがつかない。
以前のハダニはネットに情報が集まっていたので対処できたが、この悪魔についての対処法は先駆者たちの対策法があまりに簡潔でどうすればわからなかった。
おそらく、簡単な作業で除去できるので詳しく書かなかったのだと思う。
まるで、江戸後期に保存が効くパンを軍隊の携帯食にしようとして、海外の料理本をひたすら読んでも、当たり前の事なので書いておらず作るのに苦労した話みたいだ。(ご飯の炊き方を丁寧に説明する料理本が少ないように)
些細なことで退治できるのだと思うが、初心者の自分はパニックになって右往左往して疲れ果てている。
解決したらごしごし洗えば問題ない!という気持ちになっているだろう。
対処方法を学習したら続きを書こうと思う。