簡易ビニールハウス作り(陽だまり改造その1)
3週間ほど前、ベランダに植物を置く棚を設置した。
アルミ製で錆びにくいとのことで、高かったが購入。
陽だまり。フラワースタンド
良いフォント、信頼できそう
パーツはとても少ないが、IKEAの説明図を倍わかりにくくした、とんでもない説明書で少し苦戦するもののすぐ完成。(素手で組み立てられるが、ナット用の道具かペンチがないとかなり軋む)
全景がなかったので、拝借。
完成図はこんな感じの2段タイプ。
ここで、満足すればいいのに、いつもの癖が発動し、改造したくなった。(脚が全く動かないので掃除がしにくいのと、高さが気になった。あとビニールハウスを手に入れたい...)
違法改造が始まった。
先駆者の記事を読んでると、イレクターパイプという物が改造に適してるようなので調べるも、よくわからないので、お昼に公式サイトに落書きを添付....
※イレクターパイプを扱う矢崎化工社は図面を送れば、必要なパーツを見積もってくれるサービスがある。
実際送った落書き
返事が来るまで3日はかかるかなと思ったが、5分ほどで落書きに不足してる情報があると返事が来た。修正すると10分くらいで必要なパーツが書かれた図面が送られてきた。
送られてきた図面。
即座に注文し、翌週届いた。
意外と軽かったので仮組みをする。
屋根部分。
連結部分に接着剤を散布して固定する仕組み。
接着剤。
空き箱等を使って無理矢理改造していく。
屋根パーツと下駄部分を組み合わせ、遮光用の寒冷紗とビニールハウス用のビニールを被せ仮組み。
留め具がないので、洗濯バサミと結束バンドで間に合わせる。
ビニールは足りないと大変と思い大量に買ったが、逆に多すぎて2m分くらい床に垂れ下がっている。
足回りを何で固定するかを決めないと、先に進まない
いつも、余計なことをして遠回りをします。
そういえば、大きなランポーが花を咲かせました。
うれしいので写真館で撮ってもらいたいものです。
カクチペス復活、エブレネウム開花
今朝、日向ぼっこ棚を見ると、2月に棚から落とし、それ以来ポロポロ泣くように落葉していたカクチペスが今朝、新芽を出していた。
転落事故から44日目にしてようやく、復活の兆し。
これほどうれしいことはない。
新芽を出したばかりでも、油断せず今までと同じく様子を見ていこう。
転落して潰れた枝先の隣から新芽が出ていた。
このまま、元気になって欲しい。
全体図。葉はだいぶ落ちてしまった
カクチペスの隣にいる、花芽を出していたエブレネウムもついに咲いた。
本人のイメージとはかなり雰囲気の違う花。
儚い感じだ。
パキポディウムで咲く気配がするのは他に誰もいないので、彼一人だけ咲いている。
不注意で寒冷紗(日差しを調節する布)が落ちて花に直撃し、若干角度が下になってしまったが大丈夫そうである。
整理整頓しなければ....
サボテンは雄しべを冷蔵保管する事も出来るらしいが、パキポディウムもできるのだろうか?
一応やってみる予定だ。
前までは、簡易温室にスペースがあったので、一人一人台に乗せて、観察ができていたが今は満員で観察がしずらい。
観察用の棚を作ろうか悩んでいる。
ぎちぎちです。
花が咲いたのもうれしいが、カクチペスが少し元気になってくれて安心した。
カイガラムシ?
先日、花を咲かせていたランポー玉・チョーレンセが今日は3輪も花を咲かせ、隣にいる緋冠竜も大きな花をつられて咲かせていた。
綺麗に咲いている
特に緋冠竜のは大きくピンとしていてきれいだ。
同じ属ではないけど、種を作れないかなと思いつつ、他の植物も観察していると水の吸い込みが不調に感じる兜丸に異変が....
※大変、ショッキングな画像と虫が現れます。
苦手な方はブラウザバックしてください。
土の上に0.5㎜ほどの細長い白い虫が...
兜丸本体にも無数の白い虫がくっついており、土の上を歩いてる時は割と動いていた。(トビムシほど素早くはないが土の上では動き、植物の表面ではあまり動かない)
※拡大画像でます。
10倍ルーペで観察すると
アレオーレ(白い大きいふわふわ部分)と星点(小さいふわふわ)の間をこの虫がたくさんいた。二日前にはこんな事がなかった、短期間で変化が激しすぎます。
調べるとワタムシかカイガラムシの幼虫のようだが、詳細な説明が見つからなかったので正体がわからない。動きの速さからワタムシなんじゃないかなとも思うが何者?
兜丸がいる棚は他の種類のサボテンがおらず、パキポディウムに囲まれている。見たところこの不明の虫は他に伝染していなかった。
他の兜丸を見てみたが問題はなく、大丈夫そうだ。
考えられる要因として、
・元々、鉢の中にいた
・近くにやってきたグラキリスが持ってきた
・外部からやってきた
3点ほど思い浮かんだが、おそらく元々、鉢の中にいたと思う。
というのも、鉢から出した時に土の中に虫っぽいのが結構いたので今まで眠っていたのだろう。
(鉢から出した写真を撮ったつもりでしたが、動転していたようで撮っていませんでした)
オルトラン液剤風呂に浸かる兜丸
初めはブラシでこそぎ落としていたが、ふわふわ部分の奥に潜んでいたりするらしいので、本当はやらない方がいい殺虫液に浸す方法を取った。(ふわふわしているサボテンを水に濡らすと薄汚れた色になり見た目が悪くなる)
兜丸たちの植え替えはもう少し暖かくなってからがいいらしいので、植え替えを渋っていたがやらざるを得えなくなってしまった。
乾くまで待機する兜丸。
幸い外傷はなかった。
よくよくみると水不足で、元々の形からげっそり縮んでいる感じがする。元気にモチモチと膨れてくれるといいのだが....
乾いた兜丸、若干腰折れしている。
今のところ、元気がなかったり、様子がおかしい(水の渇きが遅い、水をあげても反応が薄い)株に虫が付いているので、サボテンおじさんが教えてくれたように風邪のようなものとして接した方がいいのかもしれないが、まだその境地には至らないので絶対に倒す方針でいきます。
鉢はハイターを入れて放置しておいた
他の兜丸たちも心配です。
暗い話が続いたので、梅干し状態から花を咲かせた緋冠竜を置いておきます。
土いじり
先日、土をたくさん購入した。
たくさんと言っても、園芸をされる方にとっては微々たる量だとは思うが、自分にとってはたくさん。
以前、作り置いておいた物がなくなったので
別のメーカーから買うことにした。
以前の土はVIIXAGONOーエクサゴノーというところのだったが、他のも試してみたくなったので別のメーカーの物を買った。(取り扱いのない物や鹿沼ゴロはホームセンターにあったありあわせのもの)
今回は3本線、イワモトというメーカーの赤玉を買ってみた。
パッケージが古典的でとてもいい。
元々輸出用だったらしいが、真偽は不明。
写真を撮るのを忘れたが、裏側を見ても土が粉々になっていなかった。
他に日光砂(鹿沼の代わり)、ひゅうが土(底土用)、桐生砂、燻炭、大振りの炭など色々購入。
米俵5つ分くらい。腰が壊れます。
以前の用土は、鹿沼中粒(底土)→赤玉7鹿沼3パーライト2牛糞2だったが、底土に使っていた鹿沼がよろしくなく、悪さをしている事がわかった。(水持ちがよすぎる上に軽い衝撃で崩れてボロボロになって水はけが悪くなる)
軽い水圧で砕けて、ペースト状になりつつある鹿沼底土。
チョキで挟むだけで砕けるくらいもろい。
そもそも、底土には向かないのかな
先駆者のブログや動画を見ていると用土の配合もいくらか種類を増やした方がいい気がしたので、前回の配合に桐生砂と燻炭を足すことにした。
配合を考えて入れていくと、料理を作ってるみたいで楽しい。(醤油大さじ1、みりん小さじ1みたいで)
せっせこ、せっせことタッパに土を詰めていく。
混ぜるとこんな見た目に
土いじり楽しいです。
楽しいのと植物にいいのは別問題なので、今回はこの用土で様子見....
みんなの身体に合えばいいのですが....
宇宙が呼ぶ声
昨日、水をあげたランポー玉・チューレンセが
お昼過ぎに大きな花をつけていた。
花を咲かせたチューレンセ。
朝、見かけた時は咲きそうな素振りを見せず、いつも通りだったので、半日経たずに大きく変化しているのに驚いた。
お昼の暖かさで一気に咲いたのだろう。
他の子も咲けば、種が取れるなと思いながらほったらかし組を植え替えへ
もう、五日ほど段ボール箱でほったらかしにされていた袖ヶ浦たちをおひっこし。
殺菌風呂に浸かる袖ヶ浦たち
あまりに多すぎると野菜のようだ。
黙々とおひっこし。
大量の新聞紙に紛れ、間違えてゴミ箱に入れてしまった竜神木を発見...
幸い、別条なく見つかったので一安心
新聞紙に包むと危険なようです。
ひと段落したので、チューレンセを見に行くと...
開花は終わっていた。
まだ、調べていないが昼にしか咲かないのかもしれない
名前がわからないアロエの交配種もそろそろ咲きそうです。
暖かくなってきましたが、急に寒くなったりするので油断できない毎日です。
これはサボテンおじさんのところにいたエケベリア
かびと葉焼け
やってくる前は、縮んだ梅干しみたいだった緋冠竜。
観察していると肌の色が若干変わっている気がした。
凸部分に擦れたような色の変化を感じる
五日前と比べると気持ち変わってる気がします
最近の気温が上がってきた事と、ビニールカーテンができたのもあり簡易温室内が暑くなって日焼けしていると思い、急遽水やり...
調べてみると前回の水やりから十日経っていた。
たっぷりあげたので、カラカラになるまで待っていたが、待ちすぎていたのかもしれない。
他のみんなはどうだろう?と全員の鉢底を観察していくと、花を10連続くらい咲かせていた剣恋玉の底土にかびが...
花を咲かせていた時の剣恋玉
肝心のかびの写真は撮り忘れました。
同じ環境、用土、水でなぜ、かびが?
と疑問に思いつつ、同じ条件の株を観察すると
どうもプラスチック鉢の形状に問題がある気が
してきた。
見比べてみると、他の鉢は底面が浮いていたり、通気ができるよう設計されているが、剣恋玉の鉢は密着している。(同じメーカーのお椀型のは大丈夫だったが、円柱型のは同じくかびていた)
気持ちの溝はあるが、底が平たいと密着するようです。
他の鉢は深い溝
板の上に、網状の何かを乗せて通気をよくしようと思っていたが、鉢を改造して再度おひっこしも必要なようです。
早めに気付けてよかった
暗い日記になったので、緋冠竜の成長記録を...
仲魔になる前の緋冠竜(真ん中にいます)
今の緋冠竜。ひと回り大きく蕾も生えました。
葉っぱが無いし、成長ものんびりで、変化に乏しいように見える彼らも、よく見ているとそんな事はないと教えてくれた日でした。
鉢の異変も彼らのお陰で気付けました。
蕾を最近よく見かけます
植物用簡易温室作り(その2)
1月くらいから作っている簡易温室、2月の頭には出来上がるだろうと予定していたが、気が乗らず時間だけが過ぎていった。
このままでは不味いと思い、ホームセンターへ
記憶に残っていないが、2月の下旬に側面パネルをつけたようだ。
フレームが売っていない、外が寒過ぎる、電動ドライバーが1週間経たずにおしゃかになった等、思い出すといろいろな事があった。
側面はこんな感じに...
あとは前面に遮るものがなく、がらんどうみたいになっているので、遮るものと小さなサーキュレーターが必要ということになって放置されていたようだ。
当初は、前面にフレームを作ってアクリルをはめ込もうとしていたが、自分は精密な動作を苦手とすることがわかったので、ビニールか何かで覆えればいいかなと計画を変更。
カーテンレールにビニールを吊るそうと思ったが、レールの長さが合わず、ホームセンターオリジナルの出来合いのものを買った。
取り付けるだけなので助かります....
幅も丁度でこれ幸いと思い、店頭で確認せず、帰ってきてから、取り付ける部分の長さだけ表記されていて、肝心のビニール部分の幅が足りないことに気付く。
こういう些細な見落としが、多々あって油断なりません...
返品も面倒なので、とりあえずくっ付けて、隙間はまたビニールを取り付ければいいかと思考を放棄し進めていく。
こんな感じで取り付け...
ビニールの厚みが薄いのに加え、前述の通り、隙間が空いており、気持ちの遮断で効果はないと思っていたが、ふと里芋の温度計を見ると地温が上がっており効果はあるようです。
気温もおもちゃみたいな測定器によれば、室温より2、3度暖かいらしい。
今まで36度くらいをふらふらとしていたが、40度以上を普通に出せるように...
3cmほど隙間が...
温室とは?
あとは、サーキュレーターだけなのに、ビニールカーテンの取り付けから、1週間後にようやく作業開始。(なぜ、そんなに遅いの?)
天井に取っ付けてやろうと、台座にネジを打ち込むと....
毎回、台座が割れる。
なぜ?
台座を黙々とかち割り続け、予備がなくなってきたので真ん中2点止めで固定することに...
サーキュレーターは台座に針金で括り付けてあるだけという大味さ...
台座を持って振り回しても、サーキュレーターはどこかへ飛んでいかなかったのでよしとすることにした。
改めて見ると前衛的な取り付けである。
精密な動作を苦手とする...
前面の隙間を閉じる物や反射材など付けていきたいが、完成予想の8割くらいの性能は出せそうなので、ひとまず完成として発進です。
現状で100%の性能を出して欲しいものです。