柏買い出し紀行
先日、都合さえ合えば毎週、
通いたいと思っている
サボテンおじさんのいる柏へ行った。
柏へは、ここ最近になって行く機会が増え、
上野まで快速一本で行けることを
最近発見し、感動したりしている。
それくらい、よくわかっていない場所だ。
サボテンおじさんの場所は、
駅から歩くとちょうどいい距離に加え、
空が広く、歩いていて気持ちがいい場所にある。
予定より幾分早く着いたので、周りを歩き回ったりして時間を潰した。
ビニールハウスの天井を突き破って太陽を目指すサボテンたち。
元気いっぱいである。
いったい、何歳なんだろう?
サボテンおじさんのところをよく通う理由は、
値段がお手頃という点もあるが、
それよりも、聞けば丁寧に説明してくれて、
困った事があったら、他のお店の植物でも相談に乗ってくれるところだ。
買ったらおしまいというお店は僕はあまり好きではない。植物に限らず。
今日も色々と教わり、自分の飼育環境をより良くしようとおじさんのところを後にする。
いつも、ありがとうございます。
また、来ます。
おやつの時間前だし、天気もよかったので、
折角だから気になる喫茶店に行こうかな。
と思い、知らない土地の道を歩く。
空が広い。
木陰道を通り抜けると
畑が広がり、農家のおばあちゃんが道端に腰をかけて握り飯を頬張っていた。
目があったので挨拶をする。
ほのぼのした場所である。
伝書鳩?の家もあったり、歩いていて楽しい道だ
城の名をコーマル城という。
城について詳しくもなく、個人経営の喫茶店でお茶をするのが好きなだけという目的で歩いてやってくる人は少ないようだった。
甘いのを頼みました。
ちいさな喫茶室でお茶を飲んでいると、
城主の方から、城案内をしましょうか?と提案されたので興味はあるので頷いた。
飲み終わるまで城のお話をしてもらった。
30代に独学で築城し始め、
落成まで30年程かかったそうだ。
それで、完成というわけではなく今も何か絶えずに作り続けているとのこと。
城主の方から、ずっと続けていくといい事があるよ。と教わる。
ひとしきり話を聞くと、奥様から
城の案内をしてもらう。
天井画や
名前は失念したが1番豪華な間
玄関を開けた光景
2階には、日本式の茶室もあるそうです。
ただ、お茶を飲みに来た変な訪問者なのに
丁寧な説明ありがとうございます。
日も暮れかけてきたので、帰路へ。
玄関から公園が見えほのぼのとしている。
駅に近くになるにつれ、人も多くなり
帰りに俗気たっぷりのラーメンも食べたので
体験した事が薄れていきます。
修行が足りないようです。
また来ます。